女性特有の病気と聞いて、何を思い浮かべますか? 乳がん? 子宮関係だと、子宮筋腫とか子宮内膜症? ほかにも、女性ホルモンに影響され発症するさまざまな症状があります。「ホルモンのバランスが崩れて体調が悪く・・・」なんてよく言いますが、そもそも女性ホルモンとはどのようなものなのでしょう。
女性ホルモンには、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)のふたつがあります。どちらも卵巣でつくられ、これらによって、私たちが女性らしい体つきになったり、妊娠に対応できるようになるのです。
それぞれの詳しい役割を説明すると・・・
◎卵胞ホルモン
思春期をむかえると、分泌量が増加。乳房や性器だけでなく、皮下脂肪も増やすため、女性がふっくらとしたまるみを帯びた体型になるのはこのためです。排卵の準備をするホルモンともいえます。
◎黄体ホルモン
こちらは、排卵後に卵巣から分泌されるホルモン。子宮を妊娠しやすい状態にする機能があります。
ちなみに、女性にも男性ホルモンがあることをご存知ですか? 同じく卵巣でつくられ、しかも量は女性ホルモンの10倍以上なんです。ちょっと驚きですね。女性ホルモンのバランスの崩れは、子宮筋腫や子宮内膜症、子宮がんといった病気につながるだけではありません。気にはなりつつもほったらかしている人が多い、月経不順や月経の異常も、実はホルモンのアンバランスがもとになっているのです。