どんな病気もそうですが、早期発見が治療のカギ!です。発見が遅れたばかりに治るはずの病気も治らず、不幸な結果になってしまっては、悔やみきれません。やはり定期的に検診を受けることが、病気の早期発見への一番の近道です。
今回は、婦人科検診と呼ばれる“乳がん検診”と“子宮がん検診”に絞ってお話しします。普通の健康診断は受けたことがあっても、これらの検診は受けたことがないと言う人、多いですよね。どんなことされるのか分からないし恥ずかしいという友人もいれば、自分にはまだ早い、と勝手に自己判断している知人もいました。検診でどんなことが行われるのかしっかり理解できれば不安もなくなります。ここでは、検診の種類や内容を説明しましょう。
乳がん検診には、
・触診
・マンモグラフィ
・超音波検査
があります。
「触診」は、お医者さんが直接、手で乳房を触ってしこりがないか調べます。自分でもチェックできますが、やはり定期的にお医者に診てもらうと安心ですね。
次に、最近よく耳にするようになった「マンモグラフィ」は、乳房専用のレントゲン(X線撮影)のこと。触診では見つけにくい小さなしこりも発見できます。厚い板のようなもので、乳房をはさんで撮影するため、人によってはかなり痛いことも(胸が大きいほど痛みは少ないと言われます)。ただ、若い人の場合、乳腺が密なためX線写真がかすみ、しこりを見つけづらいという短所があります。
最後に、「超音波検査(エコー検査とも呼ばれます)」は、マンモグラフィとは逆に若い人向け。乳房に超音波をあてて診断します。こちらは、マンモグラフィと比べると小さなしこりを発見しづらいという短所があります。
一方、子宮がん検診では、子宮頸部や体部から細胞を取って診断します。コルポスコピーと呼ばれる、膣部などの粘膜や血管を拡大鏡で観察する方法もとられています。生理中は避け、当日はスカートをはいていきましょう。
乳がんについては「マンモグラフィを少なくとも2年に一度。できれば毎年」、子宮がんについては「20歳以上の女性は最低でも2年に一度」を目安に検診を受けるようにしましょう。